「バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌」(著者:杉江松恋、脚本:深作健太・木田紀生、原案:高見広春、太田出版)

前に新刊で買った本をやっと読めました。前作 「バトル・ロワイアル」はストレートでかなり秀逸な作品だったと思うのですけれども、今度のは要素を詰め込みすぎて失敗した感がありますね。BRで捨てられた子どもたちがテロリストになるエピソードと、問題児を集めた学校の生徒がBRに狩り出されるエピソード、あと映画版 「バトル・ロワイアル」の影響で社会の歯車に乗っかっちゃった親のエピソード。3つも重ねたら全部中途半端になるってば。

バトル・ロワイアル II 鎮魂歌

バトル・ロワイアル II 鎮魂歌