「実録 刑務所暮らし」(別冊宝島編集部編、宝島社)

刑務所に入った経験のある人の話、刑務所と実社会と行き来した人たち、刑務所に入った後に死刑執行された人達のことが、全部で18編掲載されている文庫本でした。
犯罪の種類や判決、待遇なども全く違う18人によって語られてるワケですが、境遇の違う彼らが一致して主張するのが下記の2点(㊥山編集)。
①刑務所内の役人は勘違いして増長してる奴が多い
②刑務所に服役しても実生活へのリハビリにはならず、むしろ次の犯罪に走らせるケースが多い

何にしろ、さすがにこの本は面白かったですよ。