㊥山は岡崎京子が好きです

岡崎京子の『ヘルタースケルター』(祥伝社)が第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。その記念に来月号の「フィールヤング」(同)で受賞記念に単行本未収録作品が載るそうです。岡崎好きのワタクシとしては、それはもう待ち遠しいお話です。

で、この"マンガ賞"っていうのは色んなとこが○○マンガ賞っていうのをやってるワケですが、賞の評価とか権威とかはどのようなもんなんでしょうかねぇ?
小学館講談社なんかが毎年やってるマンガ賞は間違いなく販促。直木賞芥川賞は固定の出版社(文藝春秋)が主宰してるから有名ではあるけどどことなくきな臭い。新聞協会賞に至っては、毎年各社で賞を回しあってますからね。『anan』の抱かれたい男だって、あんなのちゃんとアンケート取ってるとは思えません。"○○が10冠"ってたって、所詮は利益を追求する資本主義企業、話題性のために自分ランキングになってる可能性は十分にありますよね。
この手塚治虫文化賞マンガ大賞朝日新聞が主宰です。朝日に直接利益があるようには見えませんが、どうして選ばれたかがイマイチよくわからない。ものすごいセールスがあったワケでもなかろうし。いや、喜ばしいことではあるんですけれどもね。私は初版で買ったんですけれどもね。なんともね。
ファン心理っていうの?これ。