タッキーに贈るエール

2005年のNHK大河は「義経」。先週・今週と見てみたんですけど、去年の「新選組!」に比べてやはり大河の王道な感じでした。
タッキーの義経は思ったより全然よかったです。ポニーテールも派手な袴も似合ってるし、ちょっとセンシティブっぽいところもやたら太い眉毛も、全部このためにあったのか?って感じ。この先ドラマが進んでいって、顔が変わってくればもっといーですね。果たしてタッキーに義経31歳の自決シーンが務まるのか?タッキーがんばれ!ホームページにも写真出してるんだしな!
さて、主役はその成長を見守るとして、脇役はがっつりとイイ感じです。義経の小さい頃の子役は、うつぼ役のウエッティーこと上戸彩ちゃんに似てます。渡哲也の平清盛は重厚。あのまま死にゆくのがもったいないわ!ぜひ戦のシーンが見たいです。娘の徳子ちゃんは出家した姿を見るのが待ち遠しい。息子や孫たちはまだいまいち出てきてないので何とも言えませんが、阿部寛の貴族姿はけっこういーです。清盛くんの黒いお友達・後白河上皇も腹の中がブラックそうでいい。源義朝加藤雅也は回想シーンでちょこっと出てくるだけなのでほとんどお目見えできませんが、犯罪的にカッコイイですっっ!難を言えば常盤だけが納得いきませんが、よくもないけど悪くもないし、他の人が頑張れば上出来でしょう。
判官びいき”という言葉をご存知のとおり、日本人は義経が好きですよね。彼の話はとてもドラマチックで、あらゆるアレンジで多くの作品に取り入れられています。伝説ではチンギスハンにもなってるし、残ってる肖像画は不細工なのに美少年だと語り継がれるし、試合に負けて勝負に勝った代表的な男だと思います。
でもここまで語っといて何ですが、個人的には義経よりも頼朝くん派です。というか源氏よりも平氏派。ドラマには出てきませんが平敦盛がステキです。