㊥山さんを振り返る〜第1ポコ〜

2年位前、私は一度辞めたこの会社に戻ってきた。出戻りだ。席が決まった時、隣にいたのが私がいない間に入社した㊥山さんだった。以前より仲間から㊥山さんのことを聞いていたのであまり緊張はしなかった。というより、何故か「この子とはうまくやっていけそうだなぁ。」と感じていた。
最初のうちは私も畏まっていたせいかとっつきにくかった。㊥山さんは非常に正直で愛想笑いが無い。しかもきっつい仕事を平気で頼んでくる。一度そのせいで納期を破ってしまったことがある。㊥山さんが「納期を破られるとこっちが迷惑するんですよ。」と真面目トーンで言ってきたので、「そんな事言われてもね」と逆ギレしてしまった。㊥山さんは一瞬たじろぎ、優しいトーンで私を慰めだした。その時「やっぱり㊥山さんとはうまくやっていけそうだ。」と確信したのである。
→私は最初、中山さんと○沢さんが混ざってました。たまにやって来てニヤニヤしている、うさん臭い人だなぁとも思いましたね(㊥山)
→当たってると思うよ!(中山)