ドキュメンタリーならCBSドキュメント

みてきましたよ!マイケル・ムーアの『華氏911』!今さらでしょ?今さらなのに恵比寿のガーデンシネマは満席に近かったです。作品の選出は私の意図ではなく、一緒に行った後輩のセレクトだったのですけど、話題作(一応)を劇場で見たのは2〜3年ぶりでした。
前評判ほど悪くなく、かといって劇場へみにいくほどの作品でもなく、私の評価は非常に微妙。ジョージ・ブッシュの顔を一生分見たなぁ、という以外では、強烈な印象がなかったというのは否めません。全体的に“映画”というわりにはまとまりが悪く、“ドキュメンタリー”というわりには特攻精神が薄く、世界を激震させるほどのスクープもなく、ムーアの個性もそれほど感じず。ちょっと前にテレ東でやってた『バカでマヌケなアメリカ白人』の方がよっぽど面白かった。とにかくアメリカ社会の矛盾をバカにする手法で、そのあまりのバカバカしさはムーアの個性やメッセージをより強く出してた作品だったと思います。
っても、最後で寝てしまいましたがね。