今さらながら

文庫版『天使の分け前』(原田梨花、祥伝社) を買いました。1年ぐらい前から『FEEL YOUNG』(同)を購読する(しかも発売日に)ようになりまして、連載中の『Black！』からコミックスを探すようになったんですが。何でだかよくわかんないけど、彼女の作品に出てくる登場人物は、みんなが純粋で正直でとっても残酷なんです。素材自体は何でもない日常で、特に強力なキャラクターが出てくるワケでもないのに、セリフや場面が印象に残ります。
㊥山の少女マンガ家・オブザイヤー2003のジョージ朝倉と並んで、原田梨花も有力なポスト岡崎京子候補じゃないのかと。（安野モヨコなんて腐った奴は対象外ですよ。もちろん）

ちなみに最近注目度の高い新人の少女マンガ家は、小池田マヤ(フィールヤングで連載中)、円城寺マキ(プチコミックで連載中)です。おかざき真理も最近好きですが、他ベテラン以上は除いてね。それ以外にも好きな人はピラミッド並にいるんですけど、その話はまたこんど☆