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同サイトより転載↓
【芸能】キングギドラ、キュウリに「公開処刑

 3人組ヒップホップグループ、キングギドラが30日発売の新アルバム「最終兵器2」の収録曲で、キュウリに“果たし状”を叩きつけた。野菜名こそ出していないが、歌詞で「おまえの緑のイボイボも今日まで」とけんかを売っている。昨年、同性愛者らに対する不適切表現でCD2枚の回収騒動を起こしたキングギドラが新たな波紋を呼びそうだ。


 問題の曲は、1曲目に収録されている「公開処刑2」。タイトルからして過激だが、歌詞の中身はさらに過激。「ヘイヨー、そこの緑のクズ。おめぇに3つの選択肢を与えよう、腐るか、折れるか、糠につかるか…」。こんな強烈なラップで始まる。


 続いて、「カロチンねぇ?ビタミンねぇ?用はねぇ。」とキュウリの栄養のなさを攻撃、さらに「時代に流されてブルーム(果粉)失ったバカ」と市場の急速なブルームレス化を皮肉り、たたみかける。


 キングギドラのZEEBRAと言えば、かつては鼻にキュウリを差してステージに上がるほどの大のキュウリ好きで知られていたが、2002年のツアーで鼻の穴が裂けて以来、キュウリとは距離を保っていると伝えられていた。今回の歌詞はその遺恨が元になっていると思われる。


 ヒップホップ界に詳しい音楽関係者は「本場・米国ではラッパーが嫌いな野菜をこき下ろすのはあたりまえ。大量の野菜をステージで焼き払うこともある。そういったパフォーマンスが文化として定着しており、珍しいことではない」と語っている。


 思わぬ奇襲を受けたキュウリだが、果たして今後どのような反撃に出るのか…ヒップホップ界、農業界双方から注目が集まっている。


キングギドラ
 過激な歌詞で若者を魅了するヒップホップグループ。ハイヒールモモコ研究の第一人者ZEEBRA、風鈴職人K DUB SHINE、ニンニク栽培のスペシャリストOASISの3人組。平成7年に無許可でどぶろくを造り販売し、酒税法違反で逮捕。2002年4月にシングル「どぶろくLOVE」を発売。オリコン初登場6位とヒップホップグループとして初チャートインを達成するも無許可でどぶろくを造り販売した疑いがもたれ、再び酒税法違反で逮捕された。