やっぱミドルエイジよ

ヤバイ!面白い!
「しょせん『OZ』の足元に及ばないわッ!」と思っていた樹なつみの『八雲立つ』(白泉社)が異様に面白く、この三連休は仕事と惰眠と八雲に追われた㊥山です。
いやね、ここまでハマるとは思わなかったんだってばさ。10冊¥500だったからって迂闊に手を出したのが運のツキ、最後の方は新刊で買うハメになってしまいましたさ。何と言っても超悪玉・眞前パパ(37)が出てきてからは、主要登場人物である高校生達が全員雑魚キャラに思えましたからね!(※注:たぶん一般のファンとはツボが大きく違ってると思います)過去の樹まんがをあらっても、ミドルでここまで悪事を働くヤングでイケてるおじさん(←“女ったらし”で“血なまぐさい”)はいないんじゃないかな。くっそーー!
しかしながら、こうして19冊読み終えた後で“樹なつみ熱”はヒートしつつも“八雲熱”は燃え上がらず、消化不良のような気まずさも感じます。他の作品、特に『OZ』『花咲ける青少年』『パッション・パレード』を読み終えた時のあの清清しさったらもうッ!月末の『メロディ』発売が待ち遠しいですね。