伝説の一本指打法

さっき会社に来ていた人(男・30代)が3本ぐらいの指でパソコンのキーボードを叩く姿を見て、その昔左右1本指でボードを叩く猛者がいたことを思い出しました。
当時㊥山は某新聞社でバイトをしていまして、彼はベテランの新聞記者でした。キーボードを叩く時に使うのは右手の人差し指と左手の人差し指、のみ。ゴツゴツした手をゆる〜くカーブさせて、B5のノートパソコンについてる小さいキーを力いっぱい叩いてるんですよ。もう、ガツガツガツガツ!って音がするくらい。しかも、10本の指を駆使しているそこらへんの若い連中よりもずっと高速なのです。私は彼の近くを通りがかる度に「うっわ〜〜!」とあっけにとられていました。
彼は、私がバイトを辞める時に同時に退社され、フリーになると聞きました。そんなに仲良かったわけじゃないんだけど、最後に挨拶した時に、ペーペーにもなってない私に向かって「お互い頑張ろう」って言ってくれたのがものすごく印象的で嬉しかったです。